金融資産と相続

d-iwasaki

財産といえば、預貯金や不動産をイメージされる方が多いかもしれませんが、近年、一般の方にも投資が身近になっており、上場株式や投資信託などをお持ちの方も多いでしょう。

では、相続の際にはこのような金融資産はどのように扱われるのでしょうか。

金融資産も、基本的には他の相続財産と変わらず遺産分割の対象となります。

もっとも、金融資産特有の注意点もあります。

まず、最近はネット証券で口座を開く方も多く、全ての手続がインターネット上のみで完結していることもあります。

すると、亡くなった方がどこのネット証券を利用していたか、どのような金融資産を保有していたかがとてもわかりにくく、場合によってはネット証券口座の存在が漏れたまま相続手続が進められてしまうこともあります。

日頃から、せめてどこのネット証券を利用しているのかくらいは最低限家族間で情報共有しておくべきでしょう。

また、金融資産の特性として、価格が日々変動する点があります。自分が相続した金融資産の価格が、遺産分割時から下落してしまったり、反対に、他の相続人が相続した金融資産の価格が上がったりすると、不公平感が生まれがちです。

このような特性を十分に理解した上で、全員納得の上で遺産分割を行うことが重要です。

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岩﨑 大輔
岩﨑 大輔
弁護士
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